@Blenderの画面構成
Blenderを起動させると、画像のような画面となり、この画面は5つのウィンドウによって構成されています。
・情報(Info)ウィンドウ
・3Dビュー(3D View)ウィンド
・タイムライン(Timeline)ウィンドウ
・アウトライナー(Outliner)ウィンドウ
・プロパティ(Properties)ウィンドウ
これらのウィンドウには、制作活動をしていく上で重要な役割がありますが、取り合えず「5つの要素で画面が構成されているんだな」といった認識で問題ありません。やってれば、そのうち覚えてくるものです。
@5つの要素の概要
だいたいのイメージですが、5つの画面にはこんな作業をすることができます。この後に、もう少し詳しく説明をしますが、今回は5つの画面で、こんな作業が出来るんだなと、なんとなくイメージができればいいかなと思います。
@5つのウィンドウについての詳細
〇情報(Info)ウィンドウ
画面上部にあるのが「情報ウインドウ」です。情報ウインドウでは、主にファイル操作をします。またBlenderの基本的な設定の変更や、「拡張機能(アドオン)」の追加も、ここのウィンドウから行います。拡張機能(アドオン)は、別の記事で便利なものを紹介しますが、非常に便利なものも多いので、操作に慣れて来たら、調べてみるといいかもしれません。
〇3Dビュー(3D View)ウィンド
画面中央にあるのが「3Dビューウインドウ」です。ここで主にモデリング(制作)をします。画像に映っている四角形のものが「オブジェクト」と呼ばれるもので、このオブジェクトを「変形させたり、新しいのを追加したり、消したり」することで、自分の頭の中にあるものを形にしていきます。
〇タイムライン(Timeline)ウィンドウ
画面下部にあるのが「タイムラインウインドウ」です。ここでは作成をしたオブジェクトでアニメーションを作る時に使います。別の記事で詳しく説明しますが、Blenderでは、動作を保管する機能があり、タイムラインの一定間隔ごとに動きを入れることで、動きを入れていない間隔の動作を補ってくれる機能があります。ただし「アニメーションを作る人は使うもの」なので、モデリングだけをする人は使わないかもしれません。
〇アウトライナー(Outliner)ウィンドウ
画面右上にあるのが「アウトライナーウィンドウ」です。3Dビューウインドに存在するもの一覧が表示されています。モデリングをしていると、オブジェクトの数が非常に多くなります。それが「どのように紐づいているのか?」といった管理でしようします。非常にオブジェクト数の多いモデリングをする際は、ON・OFFの機能を使い、編集を行いたい部分だけを表示させたりなど、より上級のモデリングをする場合に重要となってくるウィンドウです。
〇プロパティ(Properties)ウィンドウ
画面右下にあるのが「プロパティウィンドウ」です。3Dビューウインドで選択されたオブジェクトに変化を与える時に使います。オブジェクトの形の変更は、基本的にマウスを使って行いますが、正確な数値で変更を行いたい場合は、プロパティウィンドウを使うことがあります。
また、「どのように変更を行うのか?」といった、より角の少ない滑らかな表現にしたり、水などの要素を追加したりなど、非常に多岐に渡る変更を行うことができます。これらの内容を最初に全て詰め込むのは辛い作業なので、モデリングなどをしながら、覚えていくのがいいかと思います。